令和7年度 給付制度奨学金 募集要項(専門学校生)
1.奨学金制度の趣旨・目的
この制度は、日本が直面している高齢化社会で必要とされる医療・福祉分野で働く人材の育成を支援することを目的とする。その為、同分野で働くことを目指しており、学業優秀、品行方正でありながら経済的理由により就学が困難な専門学校の学生に対し返還を必要としない奨学援助を行うものである。
2.応募資格 (下記条件の全てに該当)
- 専門学校の次の課程への進学が決定、または在籍していること。
・医療専門課程の全ての分野(看護・理学療法・作業療法・歯科衛生・鍼灸・臨床工学技士等)
・教育・社会福祉専門課程の内、介護福祉分野のみ - 学業成績が優秀で卒業までの進級が十分見込めること。
- 家庭の経済状況により就学が困難であること。
- 在籍または入学予定の学校長が適格者として推薦していること。
3.奨学金の内容
- 貸与額月額 20,000円
- 給付期間 1年間
4.令和7年度奨学生採用予定数
100名程度
5.応募方法
奨学金を希望する者は、下記必要書類を在籍または入学予定の学校へ提出すること。
- 給付制度奨学金申請書(所定書式)
- 所得証明書(市町村が発行する世帯全員の所得を証明するもの)
- 学業成績証明書(在籍中の場合:出席率の明記がある直近期の学業成績証明書)
6.奨学生の必要書類提出期限、選考時期及び通知
奨学生は、奨学生選考委員の選考を経て、理事長が決定する。選考にあたり、必要があると認められるときは、学科試験及び面接を行うことがある。選考結果は、在籍または入学予定の学校と本人あてに通知する。
- 第1期必要書類提出期限(令和6年10月1日から12月31日受付分)
奨学生選考委員による選考 1月上旬 選考結果の通知 1月中旬 - 第2期必要書類提出期限(令和7年1月1日から3月31日受付分)
奨学生選考委員による選考 4月上旬 選考結果の通知 4月中旬
7.採用手続き
奨学生として採用を決定された者は、前項の通知を受けた日から14日以内に当基金所定の手続きをしなければならない。
8.奨学金の給付及び報告義務
- 給付開始
奨学生の採用が決定し、かつ予定通りの進級がなされた4月から開始する。
ただし、選考結果の通知が4月の場合は5月から開始するものとし、4、5月分の合計2ヶ月分をまとめて初回振込日に貸与するものとする。
また、特別な事情があるときはこの限りではない。 - 給付方法
奨学金は毎月20日に、本人名義の口座に振込をもって給付する。 - 報告義務
奨学生は毎学期、学業成績証明書を当基金あてに提出しなければならない。
9.奨学金の停止及び返還
奨学生が次の各号のいずれかに該当するときは奨学金の給付を停止し、給付済みの奨学金について返還を求める場合がある。
- 退学したとき
- 傷痍疾病などのために学業継続の見込みがなくなったとき
- 学業成績または操行が不良となったとき
- 奨学金を必要としない理由が生じたとき
- 死亡したとき
- 前各号のほか、奨学生として適当でない事実があったとき
【お問い合わせ先】
給付制度奨学金の申込は、学生が在籍または入学予定の学校を通じて行います。 詳しくは事務局までお問い合わせください。
公益財団法人穴吹キヌヱ忠嗣教育基金 〒760-0020 香川県高松市錦町1丁目22番23号
TEL&FAX:087-811-1415